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ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書) Kindle版
「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でも「パワハラ」「セクハラ」などの事件が後を絶ちません。しかし、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能”による行為ゆえ、なくすことはできない」と、著者である脳科学者・中野信子氏は言います。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するためには得策です。本書では、子どもの仲間はずれやシカト、大人のパワハラ・セクハラなど、世代を問わない「いじめ」に関して、その回避策を脳科学の観点から説いていきます。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/10/3
- ファイルサイズ4990 KB
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
ヒトは「いじめ」をやめられない
学校だけでなく、企業やママ友グループ、スポーツチーム、地域コミュニティーといった集団の中で必ず起こりうる現象が“いじめ"だ。なぜなら、いじめという行為は、種を保存するための本能に組み込まれているから……。
脳科学者である著者は、いじめをなくすことより、この本能をどのようにコントロールするのかという方向に、いじめの回避策が見いだせる、と説いている。
本書は刺激的なタイトルではあるが、自身を客観視する能力である「メタ認知」を高め、自分のとるべき言動を判断して適度な距離を保ち、互いに傷つけ合わない“60%の仲"を目指すことや、相手に腹を見せる「アンダードッグ効果」の有効性などを指南。脳の性質やいじめの行動について、科学的な理解を深めながら読み進められる。
評者:前田伸也
(週刊朝日 掲載)登録情報
- ASIN : B0761PFTRX
- 出版社 : 小学館 (2017/10/3)
- 発売日 : 2017/10/3
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4990 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 144ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 97,805位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 92位小学館新書
- - 2,376位心理学 (Kindleストア)
- - 2,555位心理学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
![中野 信子](https://m.media-amazon.com/images/S/amzn-author-media-prod/i4tnu41annfi593s4di21ilcau._SY600_.jpg)
東京都生まれ。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課
程修了。東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授。医学博士。脳や心
理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人間社会の変化にまだ遺伝子が“追いついていない”のだ。
この本を読みながら私が考えたのは、この先はたして社会に遺伝子は適応できるのか否か、また社会と遺伝子が相互作用する過程で何が起きるのかということ。
いじめに限らず、トランプ現象などむしろ遺伝子(本能的なもの)に社会の方を適応させようとする動きは多い。
著者のいじめに対して出した処方箋は、他の問題にも応用できるのではないだろうか。
自分の身内がいじめの被害にあっても同じことが言えるんだろうか?
いじめを実際にやる人間は人格に問題を抱えていて知能の低い人間が多い。
自分の事を棚に上げて『いじめられる人間が悪い』とか『被害者ぶるな』とか身勝手な事ばかり云ってくる。
結局、人間の意識なんて脳内物質の副産物に過ぎないのなら、愛した気持ちも作り物でしかない。
解決策もあやふや。『人間関係を希薄にすれば問題が解決する』というのもおかしい、お互いの事を良く知らないから差別やいじめが発生するのにそれでいいの?(別れた方がいいというのも、ある意味では正論ですが・・・)自分と同じ考えの奴としか付き合わなかったら、自分の考えの間違いに気づけずに終わる場合もある。痛みを伴わなけらば成長はしない。
科学者というのは自分の考えを信じすぎる。冷静に現実を見る能力がどこか欠けている。
理想主義的。夢想家。ロマンチストと置き換えても差し支えないないのかも・・・。
そういう人種に限って真実を求めずにはいられないというのも、ある種の皮肉を感じます。
『いじめは社会を守る為に行われる』と言いますが、人を傷つけなければ守れない社会なんてもう終わってしまった方がいい。
『日本人は強調性が強いけど保守的で臆病すぎる。イタリアは戦争は弱いけどいじめはないから素晴らしい』と言っていたけど、自分の国の悪い部分と相手の国のいい部分を比べて云ってるだけ。(どんな国でも良い部分もあれば悪い部分もある。)
最後に、この本の全てを否定してるわけではありません。いいこともかなり書いてありました。
ただ、気になる部分もあります。
『物事は何でもほどほどがいい』という言葉があるように、この本の内容も全部は信じないほうがいい。
将来脳科学がさらに進めば、この本の内容も間違いだったという事になる日がくるかも知れないから・・・。
(スタンフォード監獄実験は実は捏造だったらしい・・・)
いじめというトピックに対し、脳科学的観点からロジカルにまとめられております。
ページ数が少なくあっさり読めますが、内容は為になるものばかりです。
いかに参考になったものを挙げておきます。
・「誠意を見せろ!」は男女に差異あり
男性は正直、女性は傾聴を求める。
・いじめゼロは矛盾だらけ
いじめ問題に着手する為には、まず認知(発見)の必要がある。
それが各県毎のいじめ数データに計上され、結果的にネガティブイメージに
すなわち、「いじめはなかったこと」にすることが最もインセンティブとなる
・正義感がいじめを助長
原来、人は他者の不幸に快感を感じるもの。
社会的正義の名の下に「自分は正しいことをしている」感覚が更にそれを加速する。
有名人の不倫や、ルールの穴を突いて得をした人(合法であるにも関わらず)へのバッシングはその典型例
いじめは人間の本能である。だけど外的要因からコントロール出来るものでもある。
海外のいじめ対応など細かく書いており、日本は本当に遅れていると感じました。
これだけ自殺者が多い日本で対策が遅いとはどういうことでしょうか?
この本はこれからも大切に置いて置こうと思います。